信州の寒さがつくる伝統食
新春おめでとうございます。さっそく、新年一発目の投稿です!
お正月ということで、みなさんも餅をたくさん召し上がられたことかと思いますが、
このお餅はあまり食べたことがないんじゃないかと思います。
私の故郷、信州で食べられている伝統的な保存食、氷餅です。(凍り餅と書いたり様々)
といっても凍っているお餅ではないんです。
餅を凍みさせて、それをそのまま乾燥させた保存食で、
今でいうフリーズドライのような感じです。
これをお湯で溶くと、トロトロの餅のおかゆのようなものになります。
なので、私の場合は、風邪をひいて寝込むと母が、甘くしてつくってくれた思い出があり、
あれを普段も食べたい!思っていました。
今でも離乳食や病気の時の流動食としても最適な自然食品とされています。
信州以外の人にも、ぜひ召し上がってほしい一品です。
本年も、日本シブカワ研究所をよろしくお願いいたします。
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