春のごくごく、国産ジュース。
2017年4月6日|てらしまちはる
あたたかくなると、すっきりした飲み物を体がほしがりませんか? 国内産のとっておきのジュースを飲み比べました。
7本のジュースを紹介します
国内産の果実ジュースは、意外と種類があります。なかでもやっぱり、王道のりんごジュースは選択肢が豊富。まずは、筆者が気になった3つのりんごジュースから始めましょう。
りんごジュース3点。右から「山形代表りんご」「小布施町産シナノゴールドりんご」「ワンダーアップル」
「山形代表りんご」(サン&リブ/山形)は、3点のなかでもひときわ白い見た目です。味はというと……。すっきり軽く、やさしい酸味があります。
りんごジュースというと、風邪のときに飲むイメージが定着していますが、体力がなく甘いものも進まない時も、これならすっと体に入りそう。この商品は、甘い品種・ふじと、酸味のある紅玉をブレンドしています。
一方、「小布施町産シナノゴールドりんご」(小布施屋/長野)は真逆です。りんごの蜜の部分だけを集めたのではないかと思えるほど、甘い。
3点中でいちばんの甘みがあり、おやつ代わりによさそうです。原料のシナノゴールドが採れる小布施町は、日照時間の長さと昼夜の寒暖差が特徴の町。甘い果物を作るのに絶好の条件だそうで、飲んでいっそう納得しました。
「ワンダーアップル」(カルネ/青森)は、まさにザ・りんごジュースといった出来です。甘と酸のバランスがよく、一口に充実感があります。こちらもふじが原料で、100年以上つづく農家が丹精こめて育てたものを絞っています。筆者は3つのなかでは、これがいちばん好みでした。
りんごジュースだけでも、ここまで三者三様とは驚きです。ほかにも試してみて、オススメだったものを挙げてみますね。
トマト際立つ「トマト&アップル」
「トマト&アップル」(カルネ/青森)は、さきほどの「ワンダーアップル」と同シリーズで、トマトも青森で露地栽培されたものを使っています。この組み合わせのミックスジュースは、ちょっとめずらしいかもしれません。
筆者はトマトジュース好きですが、りんごで割ってあるのもなかなかイケるなという感想でした。むしろ、毎朝飲みたいくらいおいしかった。
飲み口はさらっとしている
りんごの主張はさほど強くなく、知らずに飲めば「トマトジュースだね」と言ってしまいそうです。でも、飲みやすさには確実に一役買っているので、苦手な人にもすすめられそうでしたよ。
「山形代表もも」はすっきり味
うす桃色の混濁が見るからにおいしそう。山形県産のももを絞った「山形代表もも」(サン&リブ)です。
ももジュースというと、こっくり濃い味の「不二家ネクター」(不二家)がおなじみです。筆者も大好きなのですが、ときおり後に残る強い甘みで水がほしくなることも。
ネクターとくらべると、こちらはごくすっきり飲めます。それでいて、口中に留まっている間は芳醇なももの香りと、果汁の舌ざわりを存分に楽しめます。飲み物ですが、満足感は食べ物に近いかもしれません。小腹がすいたときには、ちょうどいい一缶。
北海道でおなじみ「コアップ・ガラナ」
デスクワークをしていると、夕方ごろに疲れがたまってきますよね。そんなときにうってつけの飲み物も。「コアップ・ガラナ」(ホッピービバレッジ)です。
実はこれだけ、果物のジュースではないのですが……。ガラナは、北海道で50年以上親しまれているご当地炭酸飲料。コーラに似た存在で、さまざまな種類があります。
ガラナの実を使っていて、疲労回復やスタミナ増強が期待できるのだとか。ほかのジュースとはちょっと毛色がちがいますが、気分転換には最適の一本なので、推し。味は果実味のあるコーラといった感じで、炭酸がきいています。
贅沢な味「黄金しょうがのジンジャーエール」
最後は「黄金しょうがのジンジャーエール」(はるのTERRACE/高知)です。微炭酸でごく飲みやすく、香りが抜群です。ぷしゅっと封が開いた途端に、生のしょうががふわっと香ります。
しょうが香る、充実の一杯
高知県産のしょうがを天日干しにしてたっぷり使っているため、にごって見えます。辛みは強めですが、丸みがあって本当においしい。そのままではもちろん、お酒で割ってもよさそうです。こんな贅沢な一杯で一日をしめくくれたら、ちょっといい夢が見られるかも。
お気に入りのジュースがかたわらにあれば、春が一段とたのしくなりそうです。
りんごジュース3つを飲みくらべ
国内産の果実ジュースは、意外と種類があります。なかでもやっぱり、王道のりんごジュースは選択肢が豊富。まずは、筆者が気になった3つのりんごジュースから始めましょう。
りんごジュース3点。右から「山形代表りんご」「小布施町産シナノゴールドりんご」「ワンダーアップル」
「山形代表りんご」(サン&リブ/山形)は、3点のなかでもひときわ白い見た目です。味はというと……。すっきり軽く、やさしい酸味があります。
りんごジュースというと、風邪のときに飲むイメージが定着していますが、体力がなく甘いものも進まない時も、これならすっと体に入りそう。この商品は、甘い品種・ふじと、酸味のある紅玉をブレンドしています。
一方、「小布施町産シナノゴールドりんご」(小布施屋/長野)は真逆です。りんごの蜜の部分だけを集めたのではないかと思えるほど、甘い。
3点中でいちばんの甘みがあり、おやつ代わりによさそうです。原料のシナノゴールドが採れる小布施町は、日照時間の長さと昼夜の寒暖差が特徴の町。甘い果物を作るのに絶好の条件だそうで、飲んでいっそう納得しました。
「ワンダーアップル」(カルネ/青森)は、まさにザ・りんごジュースといった出来です。甘と酸のバランスがよく、一口に充実感があります。こちらもふじが原料で、100年以上つづく農家が丹精こめて育てたものを絞っています。筆者は3つのなかでは、これがいちばん好みでした。
りんごジュースだけでも、ここまで三者三様とは驚きです。ほかにも試してみて、オススメだったものを挙げてみますね。
朝に飲みたいトマト&りんご
トマト際立つ「トマト&アップル」
「トマト&アップル」(カルネ/青森)は、さきほどの「ワンダーアップル」と同シリーズで、トマトも青森で露地栽培されたものを使っています。この組み合わせのミックスジュースは、ちょっとめずらしいかもしれません。
筆者はトマトジュース好きですが、りんごで割ってあるのもなかなかイケるなという感想でした。むしろ、毎朝飲みたいくらいおいしかった。
飲み口はさらっとしている
りんごの主張はさほど強くなく、知らずに飲めば「トマトジュースだね」と言ってしまいそうです。でも、飲みやすさには確実に一役買っているので、苦手な人にもすすめられそうでしたよ。
おやつに最適、ももジュース
「山形代表もも」はすっきり味
うす桃色の混濁が見るからにおいしそう。山形県産のももを絞った「山形代表もも」(サン&リブ)です。
ももジュースというと、こっくり濃い味の「不二家ネクター」(不二家)がおなじみです。筆者も大好きなのですが、ときおり後に残る強い甘みで水がほしくなることも。
ネクターとくらべると、こちらはごくすっきり飲めます。それでいて、口中に留まっている間は芳醇なももの香りと、果汁の舌ざわりを存分に楽しめます。飲み物ですが、満足感は食べ物に近いかもしれません。小腹がすいたときには、ちょうどいい一缶。
気分転換にクセのあるやつを
北海道でおなじみ「コアップ・ガラナ」
デスクワークをしていると、夕方ごろに疲れがたまってきますよね。そんなときにうってつけの飲み物も。「コアップ・ガラナ」(ホッピービバレッジ)です。
実はこれだけ、果物のジュースではないのですが……。ガラナは、北海道で50年以上親しまれているご当地炭酸飲料。コーラに似た存在で、さまざまな種類があります。
ガラナの実を使っていて、疲労回復やスタミナ増強が期待できるのだとか。ほかのジュースとはちょっと毛色がちがいますが、気分転換には最適の一本なので、推し。味は果実味のあるコーラといった感じで、炭酸がきいています。
贅沢ジュースで夜のひととき
贅沢な味「黄金しょうがのジンジャーエール」
最後は「黄金しょうがのジンジャーエール」(はるのTERRACE/高知)です。微炭酸でごく飲みやすく、香りが抜群です。ぷしゅっと封が開いた途端に、生のしょうががふわっと香ります。
しょうが香る、充実の一杯
高知県産のしょうがを天日干しにしてたっぷり使っているため、にごって見えます。辛みは強めですが、丸みがあって本当においしい。そのままではもちろん、お酒で割ってもよさそうです。こんな贅沢な一杯で一日をしめくくれたら、ちょっといい夢が見られるかも。
お気に入りのジュースがかたわらにあれば、春が一段とたのしくなりそうです。
この記事を書いた人
てらしまちはる Chiharu Terashima |ライター
児童書編集を経て、フリーライター。専門分野である絵本、こどもアプリの話題を中心に、ウェブ媒体や雑誌で執筆中。2016年より始めたイタリア・ボローニャブックフェア独自取材を今年『ボローニャてくてく通信』として発表する。
ボローニャてくてく通信
・Facebook:https://www.facebook.com/bolognatektek/
(2018/3/1公開)
・公式HP:http://terashimachiharu.com/
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