飲んで、使って、楽しい。めくるめく「カップ酒」の世界
2017年3月8日|渡邊晃子
もうすぐお花見の季節。今年は、カップ酒を片手にお花見はいかがでしょう。最近のカップ酒は、とってもおしゃれで楽しいんです。
だんだんと暖かくなり、桜のつぼみが成長している今日このごろ。春の一大イベントといったら、お花見ですね。桜を見ながら飲むお酒は、また一味違うものです。
筆者は屋外で飲む時、もっぱら缶ビール派ですが、魅力的なお酒たちを見つけちゃいました。それは、ガラスのコップに入ったカップ酒です。
「おじさんくさい…」なんて、あなどるなかれ。最近では、可愛らしいものからスタイリッシュなものまで、さまざまなラベルのカップ酒があるんです。
左から、昔話「ぶんぶく茶釜」をモチーフにした「清酒 分福正宗」、ちょっとシュールなパンダ柄の「御代櫻 CUP」(御代櫻醸造、岐阜県美濃加茂市)、旭山動物園のどうぶつたちが描かれた「純米酒 ずZOOっと旭山」(高砂酒造、北海道旭川市)、ネコ好きにはたまらない「志太泉 にゃんかっぷ」(志太泉酒造、静岡県藤枝市)。
どのカップも、ポップな絵のタッチがかわいらしい。カップ酒が初めての人にも手に取りやすく、プレゼントにも喜ばれそうです。
「純米酒 ずZOOっと旭山」は、海・山・森をテーマにした3種類があり、裏側のどうぶつが透けて見える心憎いデザインとなっています。
左から、「松の寿 糖類無添加 マツカップ」(松井酒造店、栃木県塩谷郡)、「じょっぱりカップ」(六花酒造、青森県弘前市)。
大胆でシンプルな絵柄とカップ底の凝ったデザインが、どこか昭和の雰囲気を感じさせます。
お酒ではないですが、グリーンの小花がかわいらしいカップは、麦芽水飴にショウガを加えたドリンク「ひやしあめ」(桜南食品、広島県三原市)のもの。どれもそのままコップとして使いたい、レトロなカップたちです。
左から、「桜うづまき」(桜うづまき酒造、愛媛県松山市)、「福寿 凍結梅酒」(神戸酒心館、兵庫県神戸市)。
まさにお花見にピッタリのカップです。「福寿 凍結梅酒」は、凍った梅酒を少し溶かしてシャーベットのように楽しむ梅酒。締めのデザート代わりにもなりそうですね。
左から、「電球の酒 てんきゅう」(高垣酒造、和歌山県有田郡)、「鶴齢 純米雪男」(青木酒造、新潟県南魚沼市)。
写真でもお分かりいただける通り、「電球の酒 てんきゅう」は電球の形をした奇抜なデザイン。キャップもソケットを模しており、口径はE26というこだわりよう。
また、荷物を担いだ“雪男”をモチーフにしている「鶴齢 純米雪男」。カップ酒バージョンは、“雪男”がスキー板を担いでいるという茶目っ気っぷりです。擦りガラスのカップもとても珍しいですね。スタイリッシュで遊び心満載のカップは、お酒を飲む時間を楽しく演出してくれます。
カップ酒のメインはもちろん中身のお酒。ですが、グイッと飲んだ後、捨てるにはしのびないカップたち…。最後は、素敵なカップたちの活用法をお伝えします。
まずは、スタンダードにコップとして。小花柄には爽やかなレモンスカッシュを、りんご柄にはりんごジュースを入れてみました。
洗面所では、ハブラシ立てやすすぎコップとして大活躍。水色のタイル張りのわが家では、レトロな「マツカップ」がしっくりきました。
普段使いの花びんにも使えます。カラフルな「神戸カップ」(神戸酒心館、兵庫県神戸市)に鮮やかなガーベラを生けて。
デスクではペン立てとして使う活用法も。ボールペンや色鉛筆、ハサミなど文房具の種類ごとに並べて置いてもいいですね。
アルミのフタをパカッと開けて、そのまま飲める手軽さもカップ酒の魅力。お花見でわいわいグイッと、自宅でしみじみ飲むのもよし。飲んだ後まで使えるカップ酒は、全国各地にまだまだあります。みなさんも、お気に入りのカップ酒を見つけてみてください。
筆者は屋外で飲む時、もっぱら缶ビール派ですが、魅力的なお酒たちを見つけちゃいました。それは、ガラスのコップに入ったカップ酒です。
「おじさんくさい…」なんて、あなどるなかれ。最近では、可愛らしいものからスタイリッシュなものまで、さまざまなラベルのカップ酒があるんです。
ポップでキュートな“どうぶつ編”
左から、昔話「ぶんぶく茶釜」をモチーフにした「清酒 分福正宗」、ちょっとシュールなパンダ柄の「御代櫻 CUP」(御代櫻醸造、岐阜県美濃加茂市)、旭山動物園のどうぶつたちが描かれた「純米酒 ずZOOっと旭山」(高砂酒造、北海道旭川市)、ネコ好きにはたまらない「志太泉 にゃんかっぷ」(志太泉酒造、静岡県藤枝市)。
どのカップも、ポップな絵のタッチがかわいらしい。カップ酒が初めての人にも手に取りやすく、プレゼントにも喜ばれそうです。
「純米酒 ずZOOっと旭山」は、海・山・森をテーマにした3種類があり、裏側のどうぶつが透けて見える心憎いデザインとなっています。
懐かしさ感じる“昭和レトロ編”
左から、「松の寿 糖類無添加 マツカップ」(松井酒造店、栃木県塩谷郡)、「じょっぱりカップ」(六花酒造、青森県弘前市)。
大胆でシンプルな絵柄とカップ底の凝ったデザインが、どこか昭和の雰囲気を感じさせます。
お酒ではないですが、グリーンの小花がかわいらしいカップは、麦芽水飴にショウガを加えたドリンク「ひやしあめ」(桜南食品、広島県三原市)のもの。どれもそのままコップとして使いたい、レトロなカップたちです。
飲んで気分も軽やか“春編”
左から、「桜うづまき」(桜うづまき酒造、愛媛県松山市)、「福寿 凍結梅酒」(神戸酒心館、兵庫県神戸市)。
まさにお花見にピッタリのカップです。「福寿 凍結梅酒」は、凍った梅酒を少し溶かしてシャーベットのように楽しむ梅酒。締めのデザート代わりにもなりそうですね。
飲めなくても欲しい“スタイリッシュ編”
左から、「電球の酒 てんきゅう」(高垣酒造、和歌山県有田郡)、「鶴齢 純米雪男」(青木酒造、新潟県南魚沼市)。
写真でもお分かりいただける通り、「電球の酒 てんきゅう」は電球の形をした奇抜なデザイン。キャップもソケットを模しており、口径はE26というこだわりよう。
また、荷物を担いだ“雪男”をモチーフにしている「鶴齢 純米雪男」。カップ酒バージョンは、“雪男”がスキー板を担いでいるという茶目っ気っぷりです。擦りガラスのカップもとても珍しいですね。スタイリッシュで遊び心満載のカップは、お酒を飲む時間を楽しく演出してくれます。
飲んだあとも楽しい
カップ酒のメインはもちろん中身のお酒。ですが、グイッと飲んだ後、捨てるにはしのびないカップたち…。最後は、素敵なカップたちの活用法をお伝えします。
まずは、スタンダードにコップとして。小花柄には爽やかなレモンスカッシュを、りんご柄にはりんごジュースを入れてみました。
洗面所では、ハブラシ立てやすすぎコップとして大活躍。水色のタイル張りのわが家では、レトロな「マツカップ」がしっくりきました。
普段使いの花びんにも使えます。カラフルな「神戸カップ」(神戸酒心館、兵庫県神戸市)に鮮やかなガーベラを生けて。
デスクではペン立てとして使う活用法も。ボールペンや色鉛筆、ハサミなど文房具の種類ごとに並べて置いてもいいですね。
アルミのフタをパカッと開けて、そのまま飲める手軽さもカップ酒の魅力。お花見でわいわいグイッと、自宅でしみじみ飲むのもよし。飲んだ後まで使えるカップ酒は、全国各地にまだまだあります。みなさんも、お気に入りのカップ酒を見つけてみてください。
この記事を書いた人
渡邊晃子 Akiko Watanabe |ライター
フリーのライター、インタビュアー、フォトグラファーとして活動。 主に芸能記事を手掛ける。現在は、自然豊かな熊本で子育て中。 国内外の古くて変わったモノが好き。
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