えらんでたのしい、もらってうれしい、こころがうるおう、お年賀のススメ。
2016年12月29日|渡邊晃子
年始のあいさつ回りで相手に贈る“お年賀”。来年は、もらった人が「おっ!」と驚くものにしませんか?そこで今回は、もらってうれしい, “お年賀”5選をご紹介します!
クリスマスも終わり、次の一大イベントはお正月。新しい年の神様(年神様)を迎えるための大掃除、正月飾りやおせち料理の準備など、忙しく過ごしている人も多いでしょう。
ところで、“お年賀”の準備はおすみですか?“お年賀”とは、年始のあいさつで持参する手土産のこと。もともとは、年神様へのお供え物を互いに贈る習慣が起源だそうです。
日頃、お世話になっている方に贈る“お年賀”は、縁起の良いお菓子などおめでたいものを選ぶのが慣わし。相手が喜ぶものは何かと頭を悩ませるところですね。そこで、今回は、きっと相手が喜んでくれるオススメ“お年賀”をご紹介します!
■「お年賀タオル(千鳥、海老)」(京都府京都市、京東都)
“お年賀”と言えば、タオルを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。最初にご紹介するのは、刺繍ブランド、京東都のフェイスタオルです。
白地のタオルには、赤い刺繍で「千鳥」、「七福神」、「鶴亀松」など、赤地のタオルには、白い刺繍で「海老」、「達磨」、「福笑」など縁起物の柄があしらわれています。来年の干支・酉をモチーフにした柄もありますよ。
また、水引のように紅白のゴムでラッピングしてあるので、おめでたい感も満載!タオルも大阪府の泉州タオルなので、吸水性が高く、フワフワの肌触りがとっても気持ち良いのが特徴。かわいいだけじゃなく、使ってうれしい“お年賀”ですね。
■「年賀はだぎ」(大阪府箕面市、アズ)
江戸時代、新年に新しい着物を着ることを、「着衣始(きそはじめ)」と呼んでいたそう。そこで登場したのが肌着メーカー、アズの「年賀はだぎ」です。
お正月らしい紅白パッケージの中は、なんと腹巻!男性用は「さしこ」や「青海波」などの和柄、女性用は「マスタード」、「チョコ」など落ち着いた色味の無地がそれぞれ6種類。腹巻のほかに、長袖インナーやスパッツなども選べます。
また、パッケージの裏面に切手を貼って、そのまま郵便で贈ることもできるんです。まさに、年賀はがきならぬ「年賀はだぎ」。お世話になっている人に、暖かい肌着で新年を気持ち良く迎えていただけそうです。
■「ごあいさつふきん あけまして」、「紅白あわせふきん」(奈良県奈良市、中川政七商店)
最近、お台所の定番として定着しつつある蚊帳ふきん。家事を頑張るあの人への“お年賀”に、こんなおめでたい蚊帳ふきんはいかがでしょうか。
吸水性が良く、乾きやすい蚊帳生地は、洗うほどに柔らかな手触りになるのが特徴。そんな蚊帳ふきんのお正月バージョンとして、中川正七商店から「ごあいさつふきん」と「紅白あわせふきん」が登場しました。
使いやすいサイズの「ごあいさつふきん あけまして」は、水引の松と竹の結び、梅型の窓があしらわれたパッケージがおしゃれでかわいい。また、「紅白あわせふきん」は、紅白のふきんを縫い合わせた大判ふきんとなっています。
■「金箔おしるこ 鯛金」(石川県金沢市、箔座)
冬の甘味と言えばおしるこですね!そこで、紅白の箱入りで“お年賀”にもピッタリな箔座の「金箔おしるこ 鯛金」をご紹介します。
「金箔おしるこ 鯛金」は、鯛の形をしたモナカのおしるこ。紅白の鯛モナカに熱湯を注ぎ、くずしてかき混ぜるとあったか〜いおしるこに変身します。鯛の中からは金箔がフワリと浮き上がり、見た目にもとってもおめで“鯛”!
■「covaco コバコ」(京都府京都市、青木光悦堂)
最後は、青木光悦堂の箱入りキャンディー「covaco コバコ」。その名の通り、手のひらサイズの小箱には、小粒のキャンディーがコロコロ入っています。
そして何と言っても、和紙で作られた小箱に手刷りされた絵柄がとってもかわいい!キャンディーを食べ終えた後は、小物入れにしても良し、並べて飾っても良し。“お年賀”には、「招き猫」、「めで鯛」、「富士山」など、お正月らしい柄をセレクトして。
SNSやメールで年始のあいさつをすませることが多くなった昨今。時には、こんな手土産を持ってお世話になっている人に直接会い、日頃の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
渡邊晃子 Akiko Watanabe |ライター
フリーのライター、インタビュアー、フォトグラファーとして活動。 主に芸能記事を手掛ける。現在は、自然豊かな熊本で子育て中。 国内外の古くて変わったモノが好き。
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