トップ > 特集一覧 > 日本の伝統工芸を身に着ける〜とってもおしゃれなアクセサリー3選〜

日本の伝統工芸を身に着ける〜とってもおしゃれなアクセサリー3選〜

2016年11月30日|渡邊晃子

日本の伝統工芸を現代風にアレンジしたアクセサリーを知っていますか?今回はプレゼントにもオススメしたい、とっても可愛い日本のアクセサリー3選をご紹介します!

肌の露出が少なくなるこの季節。顔回りでキラリと輝くアクセサリーは、冬のコーディネートを華やかにしてくれます。ファッションのワンポイントとなるアクセサリーですが、最近、日本の伝統技法と現代のデザインをミックスした新しいアイテムが登場しています。


「Classic Ko(クラシック・コー)」


Classic Ko (画像はClassic Koより引用)

まずご紹介するのは、石川県加賀市の大下香仙工房が手掛けるアクセサリーブランド「Classic Ko」。漆工芸技法の一つ、蒔絵を用いたイヤリングやピアス、ネックレス、リング、ブローチなどを作っています。

Classic Ko
Classic Ko
写真は、蒔絵のピアス“Terra(テラ)”。ベースの白蝶貝に、金の蒔絵と夜光貝の螺鈿(らでん)をほどこしています。「Classic Ko」のアクセサリーは、どれもシンプルかつ洗練されたデザイン。和装にも洋装にも合う、素敵なアイテムです。


「肥後象嵌(ひごぞうがん)」


肥後象嵌 (画像はJTCW2016より引用)

お次は、熊本県の伝統工芸「肥後象嵌」のアクセサリー。象嵌とは、鉄生地に溝を彫り、そのくぼみに金や銀を打ち込んだもの。江戸時代には、武士たちが持つ日本刀や鉄砲の装飾に用いられていました。

肥後象嵌
肥後象嵌
そんな武士たちのダンディズムが、可愛くなって現代にリバイバル!この可憐なピアスは、梅の花をデザインしたもの。黒と金の渋いカラーですが、この冬、ニットと合わせてみて。職人技が光る耳元に、視線が集まりそうです。


「Pisceans(ピッシェアンス)」


Pisceans (画像はPisceansより引用)

最後は、女性デザイナー2人で手掛けるアクセサリーブランド「Pisceans」。その特徴は、組ひもやレース、ビーズなど、日本各地で作られた素材を使っていること。丁寧で細やかな素材たちを組み合わせたアクセサリーなんです。

Pisceans
Pisceans
こちらのピアスは、京都府宇治市で作られた組ひもを使ったもの。金糸の組ひもを丸く巻き付けた“小田巻(おだまき)”と貝パールキャッチの組み合わせがとっても可愛い!着る服を選ばない万能アイテムになりそうです。


日本の伝統工芸の良さを日常で感じることができるアクセサリーたち。職人技が詰まった珠玉の一品は、一生ものです。これらのアイテムは、大人の女性を演出してくれるはず。頑張っている自分へのごほうびに、大切な人へのプレゼントにピッタリですね。





この記事を書いた人

渡邊晃子 Akiko Watanabe |ライター

フリーのライター、インタビュアー、フォトグラファーとして活動。 主に芸能記事を手掛ける。現在は、自然豊かな熊本で子育て中。 国内外の古くて変わったモノが好き。

関連するタグ

この記事もおすすめ