ごはんがキレイに盛れる!
「だれでも、きれいにごはんを盛れる」そんな、夢のようなしゃもじに出会いました!
長野県松本市を拠点に活動する「大久保ハウス木工舎」のしゃもじ。カタチと素材にこだわり、「ごはんをよそう」という行為を追求してつくられた逸品です。
「栗の木」をカンナで削り出してつくられるこのしゃもじは、最大の横幅が約6センチ、長さが約23センチと、一般的なものよりも"細長い"フォルムをしています。実はこのかたち、"多くよそえない"ための工夫なんです。一度に多くよそえないと、少しずつ何回かに分けてよそうことになり、その結果、自然ときれいにごはんを盛り付けることができるのです。実際に使ってみると、たしかにお茶碗一杯でも3〜4回に分けてよそう必要があるのですが、驚くほどきれいに、かつふっくらとごはんが盛りつけられるんです。厚みも絶妙で、ごはん粒をつぶしてしまうことがありません。手に持ったときのフィット感も素晴らしい。
さらに、素材にも注目です。栗は木の密度が高く、丈夫で湿度に強い特性があります。水に強い、つまり水分をはじくということで、ごはん粒がくっつきにくいというわけ。使用前にさっと水につけてからごはんをよそうと、ごはん粒がしゃもじにくっついてしまうことは、ほとんどありません。
美しさと利便性を兼ね備えた「大久保ハウス木工舎」のしゃもじ、ごはん好きのすべての人におすすめしたい素敵な暮らしの道具です。